高精細4K映像を作り出す技術 [高精細4K映像]
これまでのフルハイビジョン1,920画素×1,080画素(約207万画素)に
比べ、4倍の解像度を持っています。
映像の細かい部分までつぶれることなく映し出し、
まるで画面の中に入っていけるかのような奥行きのある
圧倒的な美しさと臨場感が味わえます。
こうした高精細4K映像を作り出す背景には様々な技術が用いられています。
『高輝度IPS液晶パネル』&『バックライトエリア制御』
55型という大画面の隅々まで明るく、くっきりと見える高輝度パネルを採用。
またIPS方式を取り入れることで上下左右178度のワイドな視野角を確保しました。
下から見ても斜めから見ても、鮮やかな映像が楽しめます。
またTH-55AX900には『バックライトエリア制御』技術を採用。
多くの液晶テレビのバックライトLEDは液晶画面の左右または
上下に並べられているのに対し、TH-55AX900はLEDバックライトを
液晶パネルの直下(液晶パネルの奥)にエリアを区切って面上に並べました。
これによりエリアごとに明るさを細かく調整し、
高輝度IPS液晶パネルの効果とあわせて、
明暗を忠実に再現したハイコントラストな映像が楽しめます。
『ヘキサクロマドライブ』技術を採用
通常テレビの色を表現するのにはRGB(レッド・グリーン・ブルー)の
3原色を使いますが、TH-55AX900ではこの3原色に加えて
それぞれの補色となるCMY(シアン・マゼンタ・イエロー)も使って表現します。
この「カラーリマスター」技術と独自の「カラーマネージメント回路」を合わせた
『ヘキサクロマドライブ』を採用することで、元の映像に忠実な色を再現するとともに、
暗い映像のシーンでも発色の良い映像を再現しています。
『ダイナミックレンジリマスタ―』を搭載
TH-55AX900に搭載された従来比約2倍という高輝度パネルの性能を
最大限に活かすために新開発された『ダイヤミックレンジリマスタ―』を搭載。
木漏れ日や輝くイルミネーションなど、撮影時に白飛びしてしまったような
明るい部分も忠実に復元します。
暗部階調制御技術
暗い部分と明るい部分の画像を分析・制御することで、
暗いシーンでも黒つぶれの少ない深い黒色を再現する「エリアガンマ制御」。
シーンに応じてエリアごとにバックライトの明るさを制御する「ローカルディミング」。
この2つにより深くて美しい『黒』を表現します。
THX 4K ディスプレイ規格認証
『THX 4K ディスプレイ規格』というのは、映画監督ジョージ・ルーカス氏の
働きかけで生まれたもので
「映画監督の意図する映像を自宅でも忠実に再現する」という規格です。
TH-55AX900は400を超える厳しいテスト項目をクリアして、
この『THX 4K ディスプレイ規格』の認証を取得。
「シネマプロモード」「シネマモード」を選んでいただくことで、
自宅にいながら映画館さながらの映像を満喫していただくことができます。
4Kフレームクリエーション
1秒60コマの映像のコマとコマの間に新しいコマを生成して補間することで
残像感の少ないなめらかな映像を生み出します。
4Kファインリマスターエンジン PRO
TH-55AX900は4K画質の映像だけではなく、現在の地上デジタル放送やブルーレイ、
インターネットの動画まで、4K映像に変換(アップコンバート)して美しく映し出す
「4Kファインリマスターエンジン PRO」技術を搭載。
原画の解像度を自動で認識し、劣化した輪郭部分を再現し直し、
さらに空などの模様のない部分はノイズを抑えるように処理します。
>>『ダイレクト音声操作』の詳細へ